加賀伝統工芸×ロリータの「加賀ロリデザインコ」結果発表!

石川県の伝統工芸の「加賀友禅」や「加賀繍」などと、日本発祥のロリータファッションを融合させたファッションコンテストの企画内で「加賀ロリデザインコンテスト」と題して、コラボレーションされたデザイン画を一般募集したところ、233もの作品が届きました!

そこで、結果発表としてグランプリをご紹介します!

・グランプリ

見事233作品の中から選ばれたグランプリ作品は「加賀×ROSE×GIRL」という作品で、ロリータファッションながらシックでクールなデザイン画となっています。

膝上のスカートには黒とゴールドを基調としてデザインされており、華やかにバラの花やピンク色をもデザインされていますので、ロリータらしい可愛らしいファッションとなっています!

そこで、ロリータファッションにあまり詳しくない方に向けて、ロリータとは何なのか、ロリータの中にも種類があるってどうゆうことと疑問になっている方に解説していきたいと思います!

まず、ロリータファッションとは、カタカナ表示ですが日本生まれのファッションスタイルのことです。

大きく膨らんだスカートには、レースやフリルが沢山付いていて、ぬいぐるみの鞄や、大きなリボンを付けた派手な髪型など、まるでお人形さんかのようなファッションをロリータファッション、略してロリータと言われます。

発祥地は原宿周辺からで、どこかのファッションブランドがデザインして作り出されたものではなく、着ている人側が自由にアレンジを付け加えていったことで、オリジナリティ溢れるスタイルとして今や世界中に広まりました。

そのロリータファッションの中でも系統が存在しており、主に「甘ロリ」「ゴスロリ」「黒ロリ」が代表的なところではないでしょうか?

「甘ロリ」とは、その名の通り甘さを出したロリータファッションのことで、白やピンク、花柄が存分にデザインされたファッション性が特徴です。

「ゴスロリ」とは、甘ロリのような可愛らしさを追い求めたロリータとは一味違い、ダークでミステリアスな要素を含んでいるファッション性が特徴です。

洋服は、黒や赤、青などの濃ゆい色を基準とし、コウモリや十字架などがモチーフされた洋服デザイン、メイクも肌を白く、唇は赤く血を連想させるようなものが多いです。

最後に「黒ロリ」とは、黒を基調としてデザインされた黒ロリですが、ゴスロリとは全く違うジャンルです。黒ロリのテーマは完全に可愛いを基準に、全身を黒にまとめたうえで、レースやリボンもデザインされたファッション性です。

ゴスロリのように、ダークでミステリアスのようなデザイン性ではないので、間違えられやすいですが、黒ロリといっても甘さを出したファッションデザインです。

他にも、ロリータファッションには、多くの種類があり奥が深いファッション性です。

近年では、海外での日本のファッションスタイルを取り入れた方も増えてきて世界中で話題になっているデザインでもあります!